予約を断った訳
予約を断った訳:「最善の状態で召し上がれないから」
ある日、横浜のお客さんにご予約のワインが入荷したので、発送確認と着荷時間のご指示をいただきたくてお電話したときのことです。
お客様:「前回のお手紙に書いてあったおせち料理ってお願いしたいんだけど。おいくらぐらいなのかしら?これで九州のおせちが食べれるわ~って喜んでいたのよ!」
若女将:「えっ!奥さん、ご自宅用のおせちって作られるんじゃないんですか?
お客様:「勿論作るけど、お客様もお越しになられるし何よりも、九州のおせちって食べたこと無いから食べてみたいじゃない?だからお願いできたらって思って。」
若女将:「ああああありがとうございますっ!えーっとおせちも企画しているんですが、クリスマスのオードブルも一緒にやっているんですよ。」
お客様:「オードブルもやっているの?だったらそちらもよかったら一緒にね。もちろんあんまり高かったら難しいけれど。」
若女将:「ありがとうございます。いずれもお酒とセットでもコストパフォーマンスのよい価格でご案内しています。ただし、今回はお食事と一緒の企画なので、2軒の飲食店さんに確認させていただいて改めてご連絡いたしますので、この件は宿題にさせてもらっていいですか?」
お客様:「はい、どうぞ。」
こんなやり取りがあったその後なんですが結論として・・・
横浜のお客さんのご予約をお断りしたんです。
お酒の発送であればいくらでも可能なんですが、今回はこの内容(下のピンクの文字をクリック)
の企画なので、それぞれのお食事とお酒のマリアージュこそ最高の組み合わせの楽しみ方だったので2つ揃わないことには意味を成さないんですね。
で、肝心のお断りした理由なんですけれど
2つの飲食店さんとも全て手作りで保存料などの添加は一切ないため。
クリスマス?やお正月にも書いていますとおり、2軒の飲食店さんともに全て手作りのものを提供されます。
それは2軒のオーナー様ともに店舗を構えて飲食店を経営されていることから、基本はお店にご来店戴いて出来たてのお料理を直ぐに召し上がっていただくことで生業としているわけです。
勿論手作りですので、余計な添加物は入っていませんし調理済みのお料理を冷凍して、あなたへお渡しの時間を利用して解凍をし食卓に並べる<デリバリースタイル>のお食事ではありません。
最善の状態で召し上がっていただくために、あなたに一手間を加えていただくお手伝いはお願いしているんです。そうは言っても「九州・福岡から横浜」だとちょっと時間を要するため。(ちなみに宅急便を活用して出荷した2日後到着するのに要する)
結論として
- 添加物なしのすべ手作り
- 出来たてをあなたにお渡しするので一般に流通するような冷凍品でない
- あまりにお届けまでに時間が経過すると、最善の状態で召し上がっていただくのは困難
という点からやむなくお断りしました。
これら全て飲食店さんの職人魂であり、食べていただくあなたが最善の状態で楽しんでもらいたい
という作り手の強い思いから来るものです。
一般に販売されているおせちやオードブルと異なり、お正月やクリスマスの何日も前から調理をしそれを冷凍して、お届け時間中に解凍しその後食卓へあがるような作りとは全く違います。
あなたにお食事とお酒で楽しく美味しいクリスマスやお正月を過ごしてもらうことを優先に考えたためのお断りをさせていただきました。
ちなみにその旨を横浜のお客様にお電話しましたところ、ご納得戴き
「やっぱり九州に行って食べないとダメね~九州に住みたいわ」
って仰いました。
そんな遠方のお客様も魅了するクリスマスオードブル&おせち料理+お酒のマリアージュ企画。
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