2020年5月19日

そもそも新酒って、何？

実は日本酒にもお正月があるんです。
それが10月1日。

いわゆる「日本酒の日」と業界内では言っています。
（聞いたこと、ないですよね？）

10月1日を境に日本酒を醸造するとその年度として表示できるというものなんです。

もしかして今あなたが飲んでいる日本酒のラベルや裏のラベルに

とか書かれていませんか？

これって平成20年10月1日以降に醸造された酒という意味で、主に平成20年の12月～平成21年の3月ぐらいまでにリリースされた酒を新酒として扱っているわけです。

よって今の時期の新酒でしたら

というのが出回り始めているかと思います。

※BY＝Brewer Year　⇒醸造年
を指しています。

新酒の飲み方があるのって、ご存知ですか？

この新酒、「荒走り」と言って発売されているのもあるんですが、そもそも「荒走り」って何でしょうか？

その荒走りですが、出来たての今頃の季節は天然のガスを感じるシュワシュワした感覚を味わうことが出来るわけです。

そして、新酒・荒走りともに飲むタイミングをずらして飲むと、同じ日本酒でも全く味わいが異なってくるから不思議です。
具体的に飲む時期というのは・・・

の同じ新酒や荒走りを3回に分けて飲んでいただきたいのです。

同じ酒でも、確実に時間の経過と共に変化していく（さらに美味しくなっていく）味わいは新酒ならでは！と言ってもいいでしょう。

しかし、それぞれの時期に購入しようと思っても、その時には売り切れていることがほとんどなので、新酒や荒走りがリリース案内された今の時期に3本まとめてお求め戴き、

1本ずつ時期が到来した際に飲んでいただくことをお勧めいたします。

それでは、次から厳選した新酒・荒走りについて具体的にご紹介してまいりましょう！
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